一昨日は個展会場を見たあと、天神イムズのアルティアムにて開催している展示を見てきました。
小林賢太郎さんが、コントや演劇のために作った美術(小道具や背景)の展示。
私は、ハッキリ言うと、この展示を見た直後は、「かっこいい!」とか、「やばい!すごい!なんか良い!」とは思いませんでした。小林さんの作られた美術は、とても上手く精巧に、綺麗にできていました。
良いインスピレーション貰えるかなと思ったのになって、会場を出た時は思ってました。今思うと凄くバカらしいです。
帰り道に、なんであんなにガッカリしたんだろうって考えていて。その途中、もしかしたら、とても素晴らしい展示かもって思いました。だって、これはコントや演劇のために作られたものです。
美術がお話より、演者よりも目立ってしまえば、その舞台は成立しないって思うんです。そういう意味で、とても良い展示でした。
小林さんの性格や、考え方が詰まった、素敵な展示でした。これまで、一つ一つのお芝居、ショーのために積み重ねられてきた作品たち。
小林さんの、お芝居に対する誠実さが感じられて、とても考えさせられました。
3/13まで開催していますので、お近くの方はぜひ。
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